パナソニック レッツノート XZ6 レビュー |
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パナソニックレッツノートの購入・比較に役立つ情報(レビュー/スペック/特徴)について詳しく説明しています。 ここでは、パナソニックレッツノートXZ6シリーズについて解説しています。 |
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パナソニックレッツノートXZ6レビュー
レッツノートXZシリーズ(2018年夏モデル)は12.1インチ液晶搭載のモバイルノート。液晶部分を切り離してタブレットPCとして利用することができます。
![]() 【レッツノート店頭モデルの比較】
![]() (レッツノートシリーズ(RZ/XZ/SV/LV)の違いについては、レッツノート比較ページを参照してください)
レッツノートの全シリーズを比較した場合、液晶を分離できるタイプはXZ6のみです。 液晶を切り離してタブレットとして利用可能
![]() レッツノートXZ6の最大の特徴は、液晶を切り離してタブレットPCとして使える2-in-1ノートだということです。液晶を反転させるタイプの2-in-1 PCはありましたが、このタイプはレッツノートシリーズでは初となります。
![]() 接合部はこんな感じ。
![]() 切り離すには、液晶の下にあるロック部分を指で左にずらします。
![]() 右にオレンジの円が出てきたら、カチッという音がしてロックが解除され、液晶部を取り外せます。
![]() 取り外す際に力は入りません。
装着する際には、留め具がはまっていることを確認して、液晶部をキーボードベースに差し込むだけ。カチッという音がして装着されます。
磁力を利用した誘導などはないので、しっかり目で確認して差し込む必要があります。 ![]() キーボードベースの接合部はこんな感じ。
![]() こちらは液晶部の差し込み口です。
![]() タブレット状態にするとこんな感じ。液晶表示はすごく鮮明で綺麗です。
液晶の外枠が4辺とも同じような幅になっていますね。担当者によると、下の部分は接合部があって分厚くなりがちだが、技術陣ががんばって同じ幅に収めたとのこと。 ![]() もちろん縦表示も可能。
![]() 液晶の裏側は、レッツノートらしいボンネット構造になっています。
![]() 左側面部。一番左にnanoSIMカードスロット、一番右にヘッドホン・マイクコンボジャックが配置されています。
![]() 右側面部。USB Type-C端子、音量調整ボタン、電源ボタン、通気孔が配置されています。タブレットとして使用するときも、USB端子が使えるのはありがたいですね。
![]() タブレットモードで使用する際には、レッツノートでおなじみのホイールパッドを擬似的に使うことができます。右下のアイコンをタップすると、
![]() ホイールパッドが表示され、スクロールやクリック操作を行うことが可能。
![]() ホイールパッドを使い慣れている人にとってはありがたいかも。
軽量
![]()
XZは軽さにこだわったタブレットモバイルPCに仕上がっています。ノートPCとして使用する場合は約1.019kg。タブレット時にはなんと約550gという軽さを実現しています。500mlのペットボトルと同じくらいの重さしかないですね。
実際に液晶部を切り離して持ってみましたがすごく軽い!やはり液晶部単体をタブレットとして使えるだけあって、液晶を360度回転させて使う2-in-1ノートとは次元の違う軽さです(←あたり前)。 この軽さなら、しばらく片手で持ったまま操作するというのもできそう。ぼくはタブレットで電子書籍を読むことが多いのですが、これだけ液晶が大きいと、すごく快適に読書できるでしょうね。いいなあ。 ![]() 非常にスリムです。
![]() 机の上に置くとこんな感じ。
![]() ![]() キーボードベース部分もすごく軽い。こちらも500g弱しか重さがないわけなんですよね。
![]() 発表会で記者の方たちがこのキーボードベース部分を持ってみたら、あまりに軽すぎてモックだと思われたみたいです。確かにそう思っちゃうぐらい軽い・・・
ここにバッテリも積んでいるわけですから、すごいなあ。 ![]() ノートPCとして使う場合も重量は約1.019kgしかないので、やっぱり軽量です。
![]() ![]() デザイン的には通常のノートPCと変わらないですね。
![]() 接合部分のデザインもよく考えられていて、野暮ったさはどこにもありません。
![]() 接合した状態ではちょっと分厚い感じがしますが、これはVGA端子とLAN端子を搭載しなければいけないという制約があるから、という面もあると思います。
![]() なお、XZは液晶部分にもバッテリを搭載する必要があるため、通常のノートPCよりも重量のバランスが悪くなっています。したがって、液晶を置くに傾けすぎると、向こう側に液晶が倒れてしまうことになるため、倒せる角度に制約があります。
上の写真は、液晶を一番倒した状態。 ![]() これ以上、奥には倒れません。日頃、液晶を大きく傾けて使うことがある人は注意が必要です。
タブレット部分のみの充電が可能
![]() XZ6では、液晶を切り離した状態でも、直接充電することが可能。キーボードベースとの接合部の一番右端に電源端子が配置されています。
![]() 電源ケーブルを接続したところ。接合した状態ではこの端子を使えなくするよう、この位置に電源端子を配置したとのこと。
![]() 充電状態になると、液晶右端にあるオレンジ色のステータスランプが点灯します。
![]() キーボードベースと接続した状態では、キーボードベースの左側面部にある電源端子のみを利用可能です。L型コネクタを採用しているので、スペースをとることなくケーブルを接続できます。
![]() 右側面部にタブレット充電スイッチが配置されています。このスイッチを「ON」にすると、キーボードベースからタブレット部分への充電を実行します。「TAB CHG OFF」にすると、タブレット部分への充電は行われません。
バッテリ残量に応じて、このようにタブレットに充電するのかどうかを切り替えられるのは便利ですね。 ![]() 充電の状態は、キーボードベースの左端にあるステータスランプで確認できます。1がキーボードベースのバッテリの状態、2がタブレット部分のバッテリの状態を示しています。
なお担当者によると、キーボードベース部分のバッテリは、USB端子を使ってスマホなどのデバイスの充電に利用できるとのこと。モバイルバッテリとして使えるので、いざというときに役に立ちそうです。 丸みを帯びたデザイン
![]() XZ6では、エッジ部分が丸みを帯びた形状になっています。
![]() 横から見るとすごくわかりやすいですね。
高い基本性能
XZ6では、インテルCore
i5-7200Uプロセッサを搭載。軽さ・コンパクトさを追求したモデルながら、Core i Uプロセッサを搭載しているので高いパフォーマンスを発揮できます。
店頭モデルとして用意されているRZ6モデルのスペックは次のとおり。
実際に触ってみましたが、アプリケーションの起動、ウィンドウの切替など、サクサク快適に動いてくれました。インテルCore i5+8GBメモリ+SSDという構成なので、ビジネスシーンでストレスを感じるシーンは少ないと思います。 LTE対応モデルが用意されているので、SIMを用意すれば快適なワイヤレス通信が可能です。 またリアカメラも搭載しています。 高い堅牢性を確保
レッツノートといえば高い堅牢性が売り。XZでも、高い堅牢性はそのままです。
タブレット部: ・76センチ6面落下試験 本体: ・76cm落下試験 ・100kgf加圧振動試験 の各テストに合格しており、誤って落としたり、満員電車で大きな圧力がかかったりしても安心です。 こうした堅牢性を確保していないパソコンに比べて、故障率を減らすことができるため、長期間使用できる可能性が高くなります。 LAN端子、VGA映像出力端子を搭載している
XZ6は、軽さ・コンパクトさを追求しつつ、豊富な端子類を搭載しています。
![]() こちらは右側面部。上が液晶部分、下がキーボードベース部分です。キーボードベース部分には、USB 3.0、HDMI、充電切替スイッチ、VGA端子、LAN端子が配置されています。
レガシーのVGA映像出力端子が搭載されているのはうれしいですね。まだ、外出先でVGA端子が必要になるケースがあるため、レッツノートではこの端子を搭載するのが必須なんだそうです。その分、スリム化できないんだそうですが・・・ LAN端子を搭載しているのはうれしいですね。最近のスリムノートでは、高さのあるLAN端子を搭載しないモデルも多いですから。ワイヤレスが設定されていない環境、ワイヤレスが禁止されている環境では、LAN端子があるとかなり便利です ![]() 左側面部。キーボードベース部分に、USB3.0×2、カードスロット、電源端子が配置されています。
各パーツをチェック
![]() 液晶。12インチ液晶パネルを搭載。
![]() 視野角が広く、斜め方向からでもしっかり表示を確認できます。
![]() 表示は精細感があり、すごく綺麗に描写されます。
最大解像度は2160×1440ドット。 ![]() タッチパネルを採用しています。タッチパネルの反応はすごくいいですね。
![]() キーボード。
![]() ![]() ![]() キー表面は滑りにくくなっています。
![]() キーピッチは約19mmを確保しており、窮屈な感じはありません。
![]() キーストロークも深め。さすがキーボードにこだわるレッツノートらしいつくりになっていると思います。
![]() XZ6では、レッツノート伝統のホイールパッドを採用。
![]() ![]() 前面部。キーボードベースの左端にはスタータスランプ、タブレット部分には通気孔が配置されています。
![]() 背面部。
![]() 底面部。バッテリが配置されています。
![]() バッテリは着脱可能。なので、別途バッテリを持ち歩いて、必要に応じて交換することが可能。長時間外で作業する必要がある場合に便利です。
![]() 簡単に取り外せます。
![]() 非常に薄い構造になっているのがわかります。
![]() 同梱されるACアダプタもコンパクトなつくり。
![]() 手の平に収まる大きさです。これなら携帯しやすいですね。
LTE対応モデルを用意
一部のモデルでXi(LTE)に対応しています。
NTTドコモの通信サービス「Xi」(LTE)対応のモジュールを内蔵しており、受信時最大100Mbps/送信時最大37.5Mbpsの快適なデータ通信が可能です。 これまではルータを一緒に持ち歩くか、スマホのテザリングを利用してネットに接続するケースが多かったと思うのですが、この場合、いちいち接続する手間がかかる、こうした通信機器のバッテリがなくなったらネットにつなげなくなる、というデメリットが生じていました。 しかし、LTE対応モジュールを内蔵することにより ・いちいち外付けの通信機器を持ち歩いて/接続する必要がない ・外付け通信機器のバッテリの減りを気にしなくても済む というメリットがもたらされます。 使いたいときにすぐ接続できて、バッテリの減りを気にしなくてもいい、というのはありがたいですね。
確認済みのMVNOサービスは、Pana StoreのWonderlinkのみですが、担当者の方の話によると、NTTドコモの回線を使用しているので、NTTドコモ系のMVNOサービスなら基本的には利用できるとのこと。なので、すでにNTTドコモ系のMVNOサービス(IIJ mio/DMM Mobile/NifMoなど)を利用しているのなら、そのままレッツノートにSIMカードを差して利用することが可能だそうです(実際に利用する際は自己責任で御願いしますm(_ _)m)。
挿入できるSIMカードはnanoサイズのみです。 ![]() nanoSIMカードスロットは、液晶部分の左側面部に配置されています。上の写真の一番左です。
![]() 爪をひっかければフタがはずれます。
![]() ここにnanoSIMカードを挿入します。
レッツノートXZ6店頭モデル/Web限定カスタマイズモデルの比較
レッツノートは、店頭モデルに加えてWeb限定カスタマイズモデルも用意されています。
![]() Web限定モデルでは、ブラックモデルを選択できます。ちょっと精悍な感じがしますよね。
![]() また天板部分の中央上にカメラ(800万画素)が配置されています。
各モデルのスペックの違いを比較すると次のとおり。
店頭モデルとWeb限定カスタマイズモデルの違いは次のとおり。
●標準で4年の保証が付いている(他のシリーズでは3年)。プレミアムエディションの場合には、盗難にも対応できる特別保証プレミアムサービスが付いている
●プレミアムエディションの場合、大容量の16GBメモリを選べる ●プレミアムエディションの場合、インテルCore i7-7600Uプロセッサ搭載モデルを選べる 充実した保証に魅力を感じる人、ブラックモデルを選びたい人、大容量メモリ/SSDで快適に作業したい人、高性能プロセッサを搭載したい人はWeb限定カスタマイズモデルがお勧めです。 ![]() まとめ
![]() 以上、レッツノートXZ6の特徴・スペックについて解説しました。
その特徴をまとめてみると次のとおり。
・液晶を切り離してタブレットPCとして使える2-in-1モバイルノート ・高い堅牢性を確保 ・インテルCore iプロセッサを搭載しており、高いパフォーマンスを発揮できる ・LTE対応モデルを用意 液晶を切り離してタブレットPCとして使える2-in-1モバイルノートながら、性能面でも妥協していません。タブレット時には約550gとなる軽さはすごく魅力的。軽いタブレットを必要としているが、ノートPCとしてもバリバリ使いたい人にオススメです。
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