レッツノートRZ4とMX4(2015年夏モデル)の違い(比較)

ここでは、レッツノートRZ4とMX4(2015年夏モデル)の違いについて詳しく解説します。

RZ4とMX4は、いずれも液晶部分を360度回転させてタブレットPC状態にして使用できる2-in-ノート。つまり、ニーズに合わせてPCのスタイルを変更して使用することが可能です。



しかし、RZ4とMX4では、筐体の重さ、液晶の大きさ、光学ドライブの有無など、基本設計の違いから、それぞれスペックが大きく異なります。スペックの違いをまとめると次のとおり。

【レッツノートRZ4とMX4の違い】

モデル	RZ4	MX4
	ハイブリッド・モデル
	軽量モバイルノート	光学ドライブ搭載Ultrabook
特徴	液晶を反転させてタブレット状態にすることができるモバイルノート	タッチパネル搭載のUltrabook。液晶を反転させてタブレット状態にすることも可能。光学ドライブを搭載(ドライブレスも選択可能)。
液晶	10.1	12.5
最大解像度	1920×1200	1920×1080
タッチパネル	○	○
液晶反転	○	○
CPU	Core M-5Y10c/ Core M-5Y71 ｖPro	第5世代 Core i5-5300U vPro/ Core i7-5600U vPro
メモリ	4/8GB	8GB
ストレージ	SSD 128GB/256GB	SSD 128GB/256GB
光学ドライブ	非搭載	DVD/ブルーレイ/非搭載
LTE対応	対応モデルあり	対応モデルあり
最長バッテリ 駆動時間 （JEITA 2.0）	約10時間	約11時間
最小重量	0.745kg （付属のバッテリーパック装着時）	BDドライブ搭載モデル：約1.255kg DVDドライブ搭載モデル：約1.198kg ドライブ非搭載モデル：1.118kg （付属のバッテリーパック装着時）
レビュー	RZシリーズ レビュー	MXシリーズ レビュー
直販サイト	RZ4	MX4

[スポンサーリンク]

MX4の最小構成でも1.118kgなのに対し、RZ4は745gという圧倒的軽さを実現。2-in-1ノートとしては驚異的な軽さです。実際に持ってみましたが、あまりにも軽くて笑ってしまうくらい。

もともとRZ4は、タブレットPCの状態で片手でも持っていても疲れない、ということを目標に設計されたノートなので、重量で差がつくのは仕方がありません。軽さ重視ならRZ4で決まりです。

前述したとおり、RZ4は軽さを実現するために設計されたノートなので、10.1インチというコンパクトな液晶を搭載。一方のMX4は12.5インチ液晶を搭載しており、RZ4よりも一回り大きな液晶を搭載しています。

ただし最大解像度はRZ4が1920×1200ドットなのに対し、MX4は1920×1080ドット。MX4の方が液晶のサイズは大きいのに、表示領域はRZ4の方が広くなっています。

RZ4は、省電力/省スペースを実現したCore Mプロセッサを搭載しているのに対し、MX4はインテル第5世代Core i5/7プロセッサを選択可能。プロセッサの処理能力は、MX4の方が上です。両方とも、vProプロセッサ搭載モデルを選択可能です。

RZ4では光学ドライブを搭載していませんが、MX4では、DVD/ブルーレイドライブ搭載モデルを選択できるほか、光学ドライブ非搭載モデルも選べます。

イベントでRZとMXが並べられていたので比較してみました。大きさの違いがよくわかると思います。

左がMX(カスタマイズモデル)、右がRZです。

こうして比較するとRZ4の小ささが際立ちますね。


RZは、キーボード部分もかなりコンパクト。パームレスト部分が非常に狭くなっているのがわかります。


天板部分を比較するとこんな感じ。


スタンド状態にしてみました。


MXの上にRZを置いてみたところ、MXのボディにRZがすっぽり収まりました。


画面にはレッツノートのWebサイトが表示されていますが、RZの方が液晶サイズが小さいため、表示は小さいですが、最大解像度が高いため、表示領域が広いのがわかります。


キーボード部分を拡大。やはりRZの方がキーが小さめです。特に縦方向が狭くなっているのがわかります。


右側面部を比較。


左側面部です。


前面部。


以上、見てきたようにRZとMXは2-in-1ノートという点では共通していますが、 RZはとにかく軽さ/コンパクトさを重視しているのに対し、MXは使い勝手/パフォーマンスを重視しています。

*詳しくは、レッツノートMX4詳細情報/RZ4詳細情報(レッツノートWebサイトにジャンプします)をクリックしてください。

詳しくは、レッツノートRZレビューを参照してください。

詳しくは、レッツノートMXレビューを参照してください。